+特集展示 北澤楽天の『子供之友』
| 展覧会名 | 目黒区美術館コレクション展『東京パック』とその時代 +特集展示 北澤楽天の『子供之友』 |
|---|---|
| 会期 | 2026年10月10日(土)~2026年11月15日(日) |
| 休館日 | 月曜日 *ただし、10月12日(月・祝)は開館、10月13日(火)は休館 |
| 時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
| 観覧料 | 一 般 700(550)円 大高生・65歳以上 550(400)円 中学生以下 無料 *( )内は20名以上の団体料金 *障がいのある方とその付添者1名は無料 *10 月11 日(日)は、目黒区民まつりの開催に伴い、観覧料は無料 * 目黒区在住、在勤、在学の方は、受付で証明書類をご提示いただくと11 月15 日(日)は開館記念日のため無料、その他の日は団体料金になります。 *他の割引と併用はできません |
| 主催等 | 主催:公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館 |

今年も同じ登場者 池田永治 1930年 墨、水彩・紙 『東京パック』第19 巻第1 号表紙 目黒区美術館蔵
『東京パック』は、1905(明治38)年に石版四色刷を用いた日本初のフルカラー漫画雑誌として誕生しました。鮮やかな色彩とユーモアあふれる風刺漫画で人気を集め、政治や国際情勢、流行、暮らしぶりなど、その時々の社会を生き生きと伝えました。のちに第1次から第4次に分類されるこの雑誌は、発禁処分や休刊を繰り返しながらも1941(昭和16)年まで刊行され続けました。
本展では、目黒区美術館が所蔵する、1920年代から30年代頃にかけて制作された第3次・第4次『東京パック』の原画96点を中心に紹介します。作品が描かれたのは、関東大震災後の復興期から世界恐慌、戦争へと
向かう激動の時代です。社会の変化に戸惑い、不安を抱えながらも日々を生きる人々の姿は、時代を超えて現代の私たちにも重なります。
風刺画は、社会の矛盾や人々の本音を映し出し、ときに鋭く、ときにユーモラスに、時代を記録してきました。『東京パック』のページからは、歴史の教科書だけでは見えてこない、当時の人々の感情や社会の空気を感じ取ることができます。
また、本年は『東京パック』創刊者であり、日本初の専業漫画家として知られる北澤楽天の生誕150年です。これにあわせて、北澤が絵画主任を務めた子ども向け絵雑誌『子供之友』(婦人之友社刊)の原画を特別に展示します。子どもたちに向けて描かれた親しみあふれる作品からは、風刺漫画とは異なる北澤楽天の魅力もうかがうことができるでしょう。
『東京パック』と北澤楽天の仕事を通して、100年前の人々は、何に笑い、何に怒り、その結果どのような未来を望んでいたのか、現代の視点からふりかえります。

猿芝居の出来事 代田収一 1921年 墨、水彩・紙 『東京パック』第14巻第9号目 黒区美術館蔵

銀座はうつる 下川凹天 1929年 墨、水彩・紙 『東京パック』第18巻第1号表紙 目黒区美術館蔵

旭光波照 小川治平 1922年 墨、水彩・紙 『東京パック』第15 巻第1 号掲載 目黒区美術館蔵

都会 岡本唐貴 1930年 水彩・紙 『東京パック』第19巻第3号裏表紙 目黒区美術館蔵

『子供之友』創刊号表紙 北澤楽天 1914 年 水彩・紙 婦人之友社蔵

ねこの子の行水 北澤楽天 1914 年 水彩、インク、墨・紙 『子供之友』第1巻第4号 婦人之友社蔵