イベント

講演会

2020 美術講座 館長トークV 60分でインド旅行

概要

開催日:2021年1月16日(土)~2021年1月16日(土)

2017年からシリーズで開催している館長トークの第5弾。
インド仏教美術を研究するため現地へ留学した秋山館長が、貴重な画像の数々とともに、インドの歴史的な史跡について紹介します。  
今回は「60分でインド旅行」と題し、コロナ禍で海外旅行が困難な今日、館長トークで遙かなるインドへの旅に出ましょう。講座の冒頭に、今回のトークの趣旨と概要をお話しし、同日に2つのテーマをお話します。

日時2021年1月16日(土) 14:00~16:15  (途中休憩有り)
講座概要
2つのテーマをそれぞれ60分ほどでお話しします。  
第1回:北インド編(60分)
【カジュラーホー寺院群、ラクシュマーナ寺】 
カジュラーホーは北インドを代表するヒンドゥー寺院遺跡群で、ヴィシュヌ神に捧げられたラクシュマーナ寺は10世紀前期に建立されたものです。外壁には一面に夥しい数の彫刻が施される一方、本尊のヴィシュヌ神が祀られる祠堂(ガルバ・グリハ)の高塔(シカラ)は高さ27メートルに及び、青空にそびえる姿は壮観です。 

第2回:南インド編(60分)
【マハーバリプラム、パンチャ・ラタ(5つのラタ)】
マハーバリプラムはベンガル湾に面した南インドの初期ヒンドゥー寺院遺跡群で、このうちパンチャ・ラタは花崗岩の岩塊から切り出された岩石寺院と呼ばれる独特な様式です。7世紀の南インド木造ヒンドゥー寺院の姿を伝える貴重な遺構で、外壁には神像や男女が浮き彫りで表され、建築と彫刻が調和した温和で優美な印象を与えます。 
講師
秋山光文(目黒区美術館 館長)
会場目黒区美術館 本館2階 展示室
対象
高校生以上(定員50名)
参加費
聴講無料・要申込(先着順) 
※定員に達したため申込受付は終了しました

カジュラーホー寺院群、ラクシュマーナ寺

マハーバリプラム、パンチャ・ラタ(5つのラタ)

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